2012年11月27日火曜日

脳の劣化

というか単に努力不足です。
今日で今期の中間試験の結果が出揃いました。う~ん。

Investment Management    満点80、得点67、クラス平均52.5
Market Research    満点123、得点93、クラス平均65
One to One Marketing    満点146、得点89、クラス平均61

なんか、平均上回ったからいいやとかじゃなくて。
自分の頭の悪さとふがいなさにかなり腹が立ちます。

確かにマーケティングは難しい試験だったけど、
ちゃんと内容を理解して落ち着いてやっていれば3桁はいけた内容でした。
完全に自分に負けてしまいました。2年目だからダレてるのかなー。

テストなんかどうでもいいという人も多いけど、それは完全に詭弁で
テストが出来ない=MBAで学んだことが身についていない
ということに他ならないわけですよ。

期末は本当に気合入れてリベンジしたいと思います。

まだレポート途中かけだけど今日はもう就寝(終身)です。

2012年11月26日月曜日

MBAは何の役に立つのか?

いよいよ秋学期も残るところあと2週間となりました。
今週はTechnology Commercializationのファイナル・レポートの提出期限なので
あんまり時間も無いんですが、多分この先2週間さらに時間が無いだろうし
今のうちに一本書いておこうと思います。

最近多いキャンパスビジットの人に聞かれる定番の質問の1つです。
そしてMBA生が聞かれて最も困る質問の1つでもあります。
なんで困るかっていうと「実際にまだMBAホルダーとして日本で働いた経験がないから」。
経験したことが無いことに答えるというのは結構キツいんです。

まあ、それは置いておいて今思うところを書くと、
MBAは将来何か新しいことをやろうとしたときに役に立つのだと思います。
別の言葉で言うと、MBAはチャンスを得る確率、チャンスに気付く確率、
そしてそのチャンスをモノにできる確率を高めることになるというのが今の考え。

はっきり言って、今勉強している知識がそのまま業務に活かせるなんて思っていません。
派遣元の仕事では、財務諸表を読むこともなければ
企業をバリュエーションすることも無いですし、
新製品の導入に当たって需要予測をするなんてことも滅多にないです。
これは同級生を見ていても状況は同じだと感じています。
つまり、日本にいたときの延長線上の仕事をする限り、
MBAでの経験が(少なくとも劇的に)パフォーマンスを向上させることはないでしょう。
対人スキルやプレゼンスキルなんてMBAに来ても変わらないですしね。

逆に、転職するとしないとに関わらず、
MBAはこの先新たな環境におかれることとなったときに真価を発揮すると思ってます。
例えば、同じ会社に居続ける場合でも、
営業職からストレートに管理職になるのと(すなわち求められるスキルがガラッと変わる)、
MBAを経由して管理職になるのでは明らかに違うはずです。

MBAを通して築き上げたネットワークから声が掛かることもあるでしょう。

何気ない情報の中からビジネスチャンスを見つけることもあると思います。
もちろんこれらはMBAを経由せずとも起こりうることですが、
2年間経営の観点から考えることをし続けた感覚と思考回路を持っていれば
その確率は飛躍的に上がると思ってます。

そして、そのようなチャンスを見つけたときにどのように行動すべきか、
どのようなことを考えるべきか、ということも自然と分かるようになります。

まあ、あんまりまだ僕の中でもまとまっていないので、
結構ぐだぐだな感じですが、今後のための記録として残しておきます。


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2012年11月22日木曜日

MBA v.s. U.S.CPA

しばらく更新をさぼってしまいました。
ここ3週間の間の出来事としては来期の授業のBiddingがありました。
来期は結構フレキシブルなのでここから変わる可能性がありますが、
今のところ以下のような感じになってます。

MGMT 226 Special Advanced Topics in Accounting
MGMT 232F Behavioral Finance
MGMT 260A Market Assessment
MGMT 262 Price Policy
MGMT 406 Global Macroeconomy

アカウンティングはタイトルだけ見るとショボそうなんですが、
Andersonでトップクラスの評価のSussman教授が担当しており、
会計というよりは実践的な最新のファイナンスを学べるそうです。
そして今学期マーケティングの面白さに目覚めてしまったので、
来期も引き続きマーケティングを2つ選択。

というか最近確信になりつつあるのですが、
MBAに来て学ぶ価値があるのはFinanceとMarketingがダントツ。
次点でOperationという感じで、それ以外はハッキリ言ってあんまり身にならないと思う。
まさにドラッカーが言っているとおり。

さて、授業の話はこのくらいにして、
個人的にMBAとUSCPAどっちが価値がありますかという質問を受けたので、
タイトルのとおり今回はそのことについてポストしたいと思います。

結論から言うと「そもそも比べることが間違っている」と思います。
USCPAがアメリカの公的な資格なのに対して、MBAは大学院の学位の1つ。
USCPAはアメリカで監査や税金などの独占業務を行うために必要なものであるのに対し、
MBAは経営に関する大学院レベルの知識があることを証明するものであって、
双方は目的や性質が全くことなるものです。

ただ、多くの人が2つを比べてしまうのは、
日本のUSCPA予備校が、USCPAはMBAと同じ範囲を勉強するので
MBAと同じような価値があるというデマを流しているせいだと思われます。

なので僕の意見としては、
監査法人や外資のコントローラーとして勤務したいのであればUSCPA、
最終的に組織のマネジメント(CFO含む)になりたいのであればMBAにすべきであって、
費用や時間と言った観点からどちらかでどちらかを代替しようとするのは
手段と目的を混同することになると思ってます。
(じゃあ何でお前は両方取ってるんだという突っ込みがありそうですが、それはさておき)

まあ、以上が回答なわけですが、あえて無理やり比較するとするならば
間違いなく MBA > USCPA です。
ここでのMBAはアメリカのトップ30とかヨーロッパのトップ10とかのレベルです。
主な比較項目としては大体以下のような感じ。

1.給料
MBAが卒業直後で1千万を超え、15年後くらいの平均年収が2千万を超えるのに対し、
USCPAはコントローラーや監査法人のパートナーでやっと1千数百万。
生涯賃金に換算すると億単位の差がつきます。
これはMBAの方が組織において重要な役割を任されるので当たり前といえば当たり前。

2.キャリアパス
MBAもUSCPAもホルダーかどうかより経験と実績が重要ということが大前提ですが、
MBAは企業のマネジメント、投資銀行、戦略コンサル、プライベート・エクイティ、
起業、ベンチャー・キャピタルなど選択肢が非常に広い(もちろん就職は簡単ではないが)。
他方USCPAは監査法人、会計コンサル、企業の経理部門などが主なキャリアパスとなり、
やはり選択肢が限られているのは否めないと思います。

3.ビジネスの知識
はっきり言って、USCPAの試験で得られるビジネスの知識は浅すぎて
使い物にならないし、少なくともMBAとは比較にすらならないです。
USCPAのファイナンスとか戦略論の知識でビジネスは語れません。

4.名声
USCPAは監査とか税金とか「決まったレールに沿って行う」仕事がメインです。
そういう仕事は世界的にはあまり評価されないというのが一般的な感覚だと思います。
ビジネス・スクールの同級生と話しても、
USCPAを持っていると、頭が良いと思われる一方で
「何でそんなつまらない仕事してるの?」と言われるのが関の山のよう。
(なのでUSCPA受験の話は同級生にはあまりしてません。)

まあ、結論はいつぞやのポストと同じですが、
いずれにせよ自分にとってはどっちが必要なのかをしっかり見極める
ということだと思います。


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2012年11月9日金曜日

U.S.CPA合格!!!

ようやくNASBAからスコアリリースがあり、最後のREGは93点で合格しました!

これでUSCPA試験全科目合格、かつ全て1回受験のストレート合格です。
USCPA合格はMBA留学中の目標の中でも上位のものだったので、
今はその目標を達成できたことを喜びたいと思います。

4科目の点数をまとめると、

FAR 82  BEC 86  AUD 93  REG 93

という感じですね。計算科目の方が点が取りやすいと豪語してしていたのに
結果だけ見ると全く逆の内容となってしまいました。
FARはあきらかに勉強不足が原因なのですが。

まあいいや。とりあえず今日は祝杯をあげます!


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2012年11月2日金曜日

USCPA結果発表延期

予定されていた結果発表日が近づいてきたので
忙しいながらも今週当たりから気になっていました。

が、今朝NASBAから連絡があり、ハリケーンSandyの影響で
スコアリリースが1週間くらい遅れることになったそうです。
採点を行っているNJのオフィスが停電や洪水で復旧の目処が立たたないんだとか。
まあ自然災害だし仕方ないのでまたしばらく待ちの状態です。

CPA受験者掲示板another71では、
「CPA試験で、災害復旧対策は企業にとってとても大事ということを勉強させておいて
この体たらくはなんなの?」という意見が殺到。ちょっと面白いですね。
まあ、ビジネスを教えているビジネス・スクールの経営が全然成り立っていなかったり、
法律を強制している役所が法律をやぶっていたりするのがこの世なわけですが。

それにしてもSandyはかなり東海岸にダメージを与えたみたいですね。
NYも停電と洪水で未だに機能していないんだとか。
でも1つ思ったのが猛烈と言っても毎年日本に来るのと同じくらいですよ!?
(950ヘクトパスカル、最大風速33メートル)
なんか未曾有の天災みたいに報道されているけど、
多分一番の原因はアメリカのインフラが脆弱すぎるんだと思う。
普段のいい加減なところが積もり積もってこういうときに被害がでかくなるんでしょう。

そういえば去年は、LAも秋に特有の強風で電柱やら看板やらが倒れまくって
復旧に3日くらいかかっていたけど、
僕の故郷の伊吹おろしに比べたら全然大したことなかったよなあ。

とりあえず今週末は来週月曜に控えた
最後の中間テストに向けて勉強に集中するとします。


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