2012年2月28日火曜日

春学期の授業

先週月曜日から春学期の授業のBiddingがあり、
おおよそ履修科目が固まったので今回はその紹介です。

なお、前回の投稿の主役Business Starategyですが、
事務局からコア科目の再履修は駄目といわれて結局受講し続けることに(泣)
他にも何人かドロップしようとした人がいたようで、
学生全体に「コアはドロップできません」と今更ながらにメールが回ってきました。
既にドロップしている人も何人かいるんですが、その人達はどう救済するんでしょうかね?

そんなわけで来期の必修科目は残り1つ。かなり自由なカリキュラムになりました。

(1) Organizational Behavior (Core)
組織論とか人事管理とかソフト系の話です。
ケースメインとのことですが何を学ぶのかイマイチよく分かりません。

(2) Technology Management (Elective)
技術革新はどのようにして起こるのか、ざっくり言うとそんなことを学びます。
MBAに来た一番の理由はこれを勉強したかったためで、今から気合入りまくりです。

(3) Global Macroeconomy (Elective)
貿易とか為替とかそんな話。
一企業のマネジャーレベルだと業務上必要ない知識かもしれませんが、
これからの時代知ってなければいけない教養だと判断し履修。

(4) Corporate Valuation (Elective)
いよいよファイナンスも深いところに入りつつあります。
主にはマルチプルとかNPVを使った企業価値の計算だと思われます。

(5) Economic consulting and advanced microeconomy (Elective)
名前だけだと何をやるのか全くわからないこの科目。
無形資産(特許とか商標とか)の価値評価がメインテーマの1つとなっていて、
教授の評価はすこぶる悪いのですが、自分の興味に負けて買い。

今回はアカウンティング系は無しの予定です。


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2012年2月26日日曜日

佳境

なんとこれが2月に入ってまだ2回目の投稿です。いかんですね。
ブログというものはどうも優先順位が低くなってしまいがちです。
(逆に言えば優先順位付けができているということでもありますが)

冬学期もあと3週間となりました。
2月は本当に宿題や中間試験てんこ盛りで結構しんどかったのですが、
なんとかここまで来ることができました。

ただ、残念ながらBusiness Strategyは今期ドロップして来期もう1度取り直すことにしました。
理由は中間試験の成績がすさまじく悪かったから。
論文形式だったのですが、点数のつけ方が非常に納得のいかないやり方で、
模範解答に含まれているキーワードが各生徒の答案に含まれているかどうか
ということのみをTAがチェックして採点するというものでした。
(つまり、模範解答に10個くらいキーワードがあり、
生徒の答案の中にそのうち8個のキーワードがあればおおよそ8割の点数)
つまり分析の質とか深さとかは全く関係ないわけです。
また、論述式の試験でありながら画一的な解答があり、
それ以外の答えでは点数がもらえません。
TAが採点するのでそうせざるを得ないのかもしれませんが。

そういえば、これがアメリカの一般的な試験だから気をつけろと
留学生向けオリエンテーションで教わったなあ、とボロボロの答案を見て思い出しました。
まあ、日本の大学のレポートのノリでやってしまったので完全に僕のミスです。

このまま取っても単位を落とすほどではないのですが、
何しろこの2年間の勤務成績が大学の成績のみで決まってしまうので、
取りたい選択科目を1つ削って出直すことにしました。

一方ファイナンスの中間試験やコミュニケーションのプレゼンテーションは
よく出来たので、残りの科目に全力投球したいと思います。

さて、そのほか今はジャパン・トリップの準備が佳境を迎えており、
再来週には [International Food Festival] という留学生が自国の食文化を紹介する
イベントがあります。いろいろあって大変ですが、
なんとなくMBAっぽい生活を送れているのではないかと勝手に思ってます。


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2012年2月4日土曜日

冬学期も4週目が終了

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。
そろそろ更新しないとこのまま更新しない病になってしまうと思うので、
現在午前3時半ですがいそいそと更新中です。

先週、先々週とありえないくらい忙しく、週末も全く無い状況だったので
空いている時間はずっと勉強に回してました。
それでも睡眠時間が平均3時間くらいになってしまいましたが。

早いもので冬学期も4週目が終了。
来週はファイナンスの中間試験があり、来週でちょうど冬学期の半分です。
UCLAはクオーター制をとっているので、1学期がたった10週間しかありません。
一方で、調べてみると他のビジネススクールが1セメスターでカバーする内容と
同じくらいの内容を1クオーターでやってしまうので、
1回の授業の密度が単純計算で1.5倍くらいあるわけです。
すなわち2年間トータルで勉強する範囲も単純に1.5倍くらいになります。
(もちろんちゃんとついていけた場合)
これをメリットとみるかデメリットと見るかは人次第だと思いますが、
少なくともより多くの知識を身につけたいと思っている僕にとっては大きなメリットです。

さて、今回少しだけ書いておきたいのは、これから留学する人に向けてのメッセージ。
特にMBAなどクラスでの発言が成績に大きな影響を与える専攻の人にとって、
ひとつの悩みは「英語でディスカッションする」ということかと思います。
僕はいわゆる純ドメなのでその気持ちはよく分かりますし、
未だに発言する際には気合がいります。

ただ、こちらの大学は英語力という点に関しては扱いがフェアで、
英語力が低いがゆえに成績を落とされるといったようなことはありません。
1回の発言が短かったり(留学生はせいぜい20~30秒が限界)、
文法がめちゃくちゃでも(実際に僕がそう)、
ちゃんとクラスにとって意味のある発言をしていれば評価されます。

実際、今期履修しているストラテジーの中間フィードバックが先週ありましたが、
上記のような発言の仕方でも上位25%という評価をもらうことができました。
また、マネジメントコミュニケーションの授業で行ったプレゼンテーションも
発音が悪い英語にも関わらず満点の評価をもらうことができました。

一番よくないのは英語力の自信の無さからまったく何もしない(できない)ことです。
ネイティブの学生は留学生が英語に不自由なことは全く気にしませんが、
クラスやグループワークで何も発言しないことに対してはかなり批判的です。

最初のうちは特に気合が必要なのは間違いないですが、
訓練でだんたん必要な気合の量が減ってくるので、
とにかく駄目もとでやってみてください。意外と駄目ではないことに気づくはずです。

それでは今回はこんなところで。


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