2011年8月4日木曜日

留学準備英語編 GRE(その1)

先日GREの勉強の仕方についてコメントがありましたので、
僕が実際にどのようにGRE対策を行ったかをまとめてみます。

なお、今年からGREがリニューアルされたかと思いますが、
僕のポストはあくまでリニューアル前のGREについてということを
最初に断っておきます。

さて、まずGREの点数を再掲しますが、
Verbal 640, Quant 800, AWA 3.5 でした。
Verbal は92パーセンタイル(以下同)、Quant 94, AWA 26です。
トップ校受験にはVerbal Quantの合計が1200以上が理想という中、
計1440と全く不満の無い点数を取ることができました。

他方、AWAについては、留学生の場合4.0あれば十分という基準ですが、
残念ながら3.5しか取れませんでした。
一応勉強法を書いておきますと、
Issue Task についてはサンプルエッセイ集をアマゾンで購入し、
模写したりして感覚をつかみました。
(TOEFLとほぼ同じ構成でいけるのでこちらは楽です。)
Argument TaskはGRE特有のセクションで、
お題の文章における論理的瑕疵を見つけて攻撃するというものです。
これは一通り対策をしないと手が出ないと思います。
僕はGMATのCritical Reasoningのテキストを解いて
(Manhattan GMATという洋書を使いました)
論理的瑕疵の見つけ方や攻撃の仕方を一通り勉強したあと
Issueと同じくサンプルエッセイ集で構成を勉強。
仕上げに、ETSが提供しているオンラインAWA練習システムである
Score It Nowでエッセイを数本書いて本番に望みました。
なお、Score It Nowはエッセイ2本の練習で$14だったかと思います。
(採点は、e-Ratorという自動添削システムが行ってくれます。)
上記のとおり目標点に到達できなかったのであまり多くを語れませんが、
やはり留学生が高得点を挙げるのは難しいセクションなので、
4.0取れればよし、取れなくても割り切るくらいの感じでいいでしょう。
実際3.5でハーバード、コロンビアなどに受かっている人も多いです。

先に簡単な方からということでQuantですが、
Quantのレベルは日本人にとっては非常に低いので、
特に理系であれば問題なく満点を狙えますし、狙うべきセクションです。
ただ、理系の人でも数学用語の暗記は必ず行ってください。
BisectorとかIsosceles Triangleとか、暗記しておかないと
何を聞かれているのか分からなくなります。

僕の場合、Agos Japanが出版している
GREテスト学習法と解法テクニック
設問別の攻略法と数学用語を暗記したあと、
アマゾンで購入できるオフィシャルガイドを買って練習しました。
ただ、オフィシャルガイドはPBT時代の過去問が掲載されており、
PBTは現在のCBTよりも簡単なので、
これが本番レベルだとは思わないようにしてください。
最後は、ETSのホームページから無料ダウンロードできる
GRE Power Prepで本番同様の演習を行いました。
僕の場合、これで十分満点が取れましたが、
もし体系的な復習が必要だと感じている場合は、
GMAT Mathで有名なインターナショナルマスアカデミー
というところが、GRE用のテキストも販売していますので
利用してみるとよいのではないでしょうか。

本番はとにかく計算ミスだけ気をつけてください。
CATシステムなので、最初の方で計算ミスして間違えると
取り返しがつかなくなります。
なお、最近は分散や標準偏差とった統計関係の問題が
たまに出題されるようですので、
公式だけは頭に入れておくとよいでしょう。
(僕の場合は2回受けましたが出題されませんでした。)

何年か前までは、Verbalも含めてGRE対策といえば
「ビッグブック」と呼ばれる問題集を解くのが王道でしたが、
現在ビッグブックはアマゾンで3万円以上しますし、
これが無くても十分対応できるということを
僕は立証できましたので、個人的には不要だと思います。

ちょっと長くなりましたので、
Verbal(このセクションが最も大事)は近日中に別途ポストします。


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