2011年8月20日土曜日

IPO第2週終了

IPOも今日で2週目が終わり、残すところ後4日となりました。
IPOの後は1週間の休みを挟んで(といってもオリエンテーションで3日つぶれます)
いよいよLeadership Foundationがはじまります。
これは秋学期の前に修了する必修科目の位置づけとなっており、
リーダーシップとはなんぞやということを
講義、フィールドワークを通じて学ぶんだそうです。
既にリーディングの課題が大量に出されており、
IPOが終わったらすぐにでも読まなければと思ってます。

さて、最近日本人の英語が駄目だということを散々書いてきたのですが、
これだと日本人が他の留学生に比べて劣っているという印象しか与えないので、
日本人留学生の優れている点について、この2週間で気づいたことを
まとめておきたいと思います。

一応の前提として、たまたま今年のIPOに参加している留学生だけに当てはまる
という可能性もありますので、その点ご留意ください。


1.論理的考察に強い
他の国からの留学生は論理的につめるという作業は苦手というか慣れていない印象です。
逆に日本人の場合、日々資料や計画書について上司から散々つめられるため、
論理的に武装するということが身についていると思います。
こちらでグループディスカッションをしていると、
論理の飛躍や論理の漏れに気づくことが多々あり、そこを上手く指摘するようにすると、
よりいい内容のものができあがるしチームにも貢献できると思います。

2.抽象的な議論に強い
これまた特にアジア以外の留学生に多いのですが、
議論を一般化、抽象化して発展させていくということが上手くできてない場合があります。
つまり、自分の個人的な経験(具体例)を1つ述べ、
「だから結論はこうだ」、として終わってしまう場合が非常に多いです。
中には「私ならこうだ(こうする)」とだけ言って絶対に意見を曲げない人もいます。
それだと狭い範囲の内容だけで終わってしまうので、当然説得力は低くなるわけです。
いろいろな具体例を基に理論を一般化し、強力なものにしていく
ということも日本人が得意な分野なのかもしれません。

3.真面目
これは上記の2点よりも明らかな傾向として言えます。
日本人が一番、言われたことを守る、時間を守る、予習をやってくる、宿題をやってくる
スケジュールマネジメントができる、という感じです。
まさに国民性ですね。パワーポイントなんかも日本人のものが一番繊細です。
これが他の国の留学生から日本人が信頼を得ているポイントにもなっています。


という訳で、日本人が駄目というのは多くの留学経験者が言っているのですが、
日本人にもいい点は沢山あり、自分の努力次第でちゃんと貢献できるので、
これから留学する人も自信を持ってもらえたらと思います。

すいません、TOEFLレビューは1回休みです。
あと昨日27歳になりました。


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